Aちゃんは、ステロイド治療の開始後10 日で尿蛋白が陰性となり、浮腫等の症状が改…
次の文を読み97〜99 の問いに答えよ。Aちゃん(11 歳、女児)。眼瞼浮腫がみられたため、眼科を受診し治療を受けたが改善しなかった。その後、Aちゃんと母親が下腿の浮腫に気付き眼科の医師に相談したところ、特発性ネフローゼ症候群を疑われたため、小児科のある病院を紹介され受診した。
Aちゃんは、ステロイド治療の開始後10 日で尿蛋白が陰性となり、浮腫等の症状が改善した。入院後3週、ステロイド薬の副作用(有害事象)として、満月様顔貌が出現している。他に明らかな副作用(有害事象)は出現していない。ステロイド薬の内服を続けながら退院することになった。Aちゃんの退院後の生活について指導する内容で適切なのはどれか。
- ⑴ 日光を避ける。日光を避ける必要は、ありません。
- ⑵ 体重の測定は毎日行う。毎日ではなく、定期的に測ります。
- ⑶ 1か月は学校を欠席する。体調が許せば、学校へ通えます。
- ⑷ 入浴ではなくシャワー浴とする。入浴も、行うことができます。
- ⑸ 満月様顔貌が気になる場合もステロイド薬の内服を続ける。自分の判断でやめると、再発を招きます。
解説
正解は⑸です。満月様顔貌は薬を続けるうちに現れる見た目の変化で、自分の判断でやめると再発を招きます。気になっても内服を続けるよう伝えることが大切です。日光を避ける必要はなく、学校も通え、入浴も行えます。体重は毎日でなく定期的に測ります。似た選択肢と並べて整理しておくと、迷わずに選べるようになります。根拠まで言えるようにしておくと、別の問われ方にも対応できます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp170425-03_04_05.html)を加工して作成