ある冬の訪問時、長男が「母がここ数日寒さを訴え、居間にある電気こたつの温度を最も…
次の文を読み118、119 の問いに答えよ。Aさん(89 歳、女性)は、認知症と診断されており、認知症高齢者の日常生活自立度判定基準はランクⅡb である。定年退職後の長男(66 歳、未婚)との2人暮らし。Aさんは「役所の世話になるのは嫌だ」と言い、要介護認定を受けることを承諾していなかった。しかし、Aさんが室内で転倒したことをきっかけに、要支援1の判定を受け介護予防訪問看護が導入された。
ある冬の訪問時、長男が「母がここ数日寒さを訴え、居間にある電気こたつの温度を最も高くして、肩までもぐり込んでそのまま朝まで眠ってしまう」と話した。長男の話を受けて、看護師が最初に観察する項目で最も優先度が高いのはどれか。
- ⑴ 筋力低下の有無筋力の確認は、その後に行います。
- ⑵ 感染徴候の有無感染を疑う所見は、示されていません。
- ⑶ 認知機能のレベル認知機能の確認も、後になります。
- ⑷ 全身の皮膚の状態低温やけどが起きていないかを、確かめられます。
解説
正解は⑷です。暖房器具に長い時間触れたまま眠ると、低温やけどが起こります。痛みを感じにくく深くまで達することがあるため、まず全身の皮膚を観察して赤みや水疱がないかを確かめます。筋力や感染、認知機能の確認は、その後に行います。似た選択肢と並べて整理しておくと、迷わずに選べるようになります。根拠まで言えるようにしておくと、別の問われ方にも対応できます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp170425-03_04_05.html)を加工して作成