AさんはIgA 腎症と診断され、塩分1日6g の減塩食が開始された。入院前は塩辛…
次の文を読み94〜96 の問いに答えよ。Aさん(34 歳、男性)は、運送会社で配達を担当している。6か月前の職場の健康診断で、血圧142/90 mmHg と尿蛋白2+、尿潜血2+を指摘されたが放置していた。1週前、感冒様症状の後に紅茶色の尿がみられたため内科を受診した。血清IgA が高値でIgA 腎症が疑われ入院した。
AさんはIgA 腎症と診断され、塩分1日6g の減塩食が開始された。入院前は塩辛いものが好物で外食が多かったAさんは「味が薄くて食べた気がしない。退院後も続けられるかな」と話している。このときの対応で最も適切なのはどれか。
- ⑴ 「つらいですが慣れてきます」我慢を強いるだけでは、続きません。
- ⑵ 「最初に甘いものを食べてください」甘いものを先に食べる根拠は、ありません。
- ⑶ 「各食事で均等に塩分を摂取しましょう」均等にしても、物足りなさは変わりません。
- ⑷ 「酸味や香味を利用するとよいでしょう」減らしても、満足できる味になります。
- ⑸ 「市販のレトルト食品は塩分が少ないので活用するとよいです」加工食品は、塩分が多く含まれます。
解説
正解は⑷です。酢やレモンの酸味、だしやしょうが、ごまといった香りを使うと、塩分を減らしても満足できる味になります。退院後も続けられる具体的な工夫を伝えることが大切です。我慢を強いることや甘いものを先に食べること、加工食品の活用は適切ではありません。関連する内容もあわせて確かめ、つながりで覚えておきましょう。似た選択肢と並べて整理しておくと、迷わずに選べるようになります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp160411-03.html)を加工して作成