看護師がA さんに運動を勧めたところ、A さんは「子どものころから運動は苦手で運…
次の文を読み97〜99 の問いに答えよ。A さん(68 歳、女性)は、2 年前に高血圧症と診断され、カルシウム拮抗薬を服用している。高血圧をきっかけに、喫煙を1 日30 本から5 本に減らし、飲酒を週3 回から1 回に減らした。また、減量に取り組み、2 年間でBMI が25.5 から22.9 に変化した。A さんは町の健康診査で骨密度が低下していることが分かり、整形外科を受診し骨粗鬆症と診断された。A さんは「子どもができなかったし、夫もすでに亡くなりました。1 人暮らしで家事は自分で行っているので、骨折や寝たきりの状態は困ります」と話した。
看護師がA さんに運動を勧めたところ、A さんは「子どものころから運動は苦手で運動を続ける自信がない」と答えた。指導の内容で最も適切なのはどれか。
- ⑴ 歩行器を使って外出する。この時点では、必要ありません。
- ⑵ 腰背部の背屈運動をする。骨折の危険が、あります。
- ⑶ 介護予防サービスを利用する。要介護の状態では、ありません。
- ⑷ 買い物のときに30 分程度歩く。暮らしの中で、続けやすい方法です。
解説
正解は⑷です。運動が苦手で続ける自信がない人には、暮らしの中に無理なく組み込める方法が向いています。買い物のついでに歩くことなら続けやすく、骨に体重がかかって骨密度を保つ効果も得られます。腰を反らす運動は骨折の危険があり、歩行器や介護予防の利用はこの時点では必要ありません。関連する内容もあわせて確かめ、つながりで覚えておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp150511-03.html)を加工して作成