妊娠6週の初妊婦。血液検査でRhD が陰性、抗D 抗体が陰性と確認された。抗D …
妊娠6週の初妊婦。血液検査でRhD が陰性、抗D 抗体が陰性と確認された。抗D ヒト免疫グロブリンを投与する時期について正しいのはどれか。2つ選べ。
- ⑴ 妊娠9週前後この時期には、投与の必要がありません。
- ⑵ 妊娠12 週前後妊娠12週前後も、投与の時期ではありません。
- ⑶ 妊娠28 週前後妊娠後期の感作を防ぐため、この時期に投与します。
- ⑷ 分娩後72 時間以内分娩後は、72時間以内に投与することが必要です。
- ⑸ 産褥1か月健康診査の受診時72時間を大きく過ぎており、遅すぎます。
解説
正解は⑶と⑷です。RhD陰性で抗D抗体をもたない妊婦には、妊娠28週前後と、分娩後72時間以内に抗Dヒト免疫グロブリンを投与して感作を防ぎます。胎児の赤血球が母体に入り込むのは妊娠後期から分娩時が中心であるため、妊娠9週や12週の時点では必要ありません。分娩後は72時間を過ぎると効果が下がるため、産褥1か月健康診査では遅すぎます。流産や羊水穿刺の後にも投与を考えます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp160411-03.html)を加工して作成