ソクマル助産師

39 歳の2回経産婦。妊娠40 週1日に適時破水し、3,980 g の男児を経腟…

39 歳の2回経産婦。妊娠40 週1日に適時破水し、3,980 g の男児を経腟分娩した。分娩所要時間は2時間10 分であった。胎盤娩出直後の子宮底は臍下2横指で収縮良好、分娩第3期までの出血量は250 mL であり、腟鏡診では異常所見はなく外子宮口からの異常出血は認めなかった。会陰縫合術が行われた。分娩後1時間の観察で、500 mL の腟外への出血を認めた。子宮底は臍上2横指に軟らかく触れ、子宮底の輪状マッサージにて凝血塊を含む100 mL の出血がみられた。創部痛の訴えはない。体温37.0 ℃、脈拍80/分、血圧110/70 mmHg。現時点で必要となる処置はどれか。

解説

正解は⑸です。巨大児と急速な分娩という弛緩出血の危険因子がそろっており、子宮底が臍上2横指まで上がって軟らかく触れ、凝血塊を含む出血がみられることから子宮収縮不全と判断します。まず子宮収縮薬を投与して子宮の収縮を促します。外子宮口からの異常出血はなく頸管裂傷は考えにくく、創部痛がないため血腫も否定的です。バイタルサインは保たれており、輸血や抗菌薬が必要な段階ではありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp160411-03.html)を加工して作成

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