入院後12 時間が経過し、内診所見は、子宮口8cm 開大、展退度80 %、Sta…
次の文を読み50〜52 の問いに答えよ。Aさん(32 歳、2回経産婦)。これまでの出産はいずれも正常分娩であった。診療所に通院し、今回妊娠経過中に特に異常の指摘はなかった。妊娠41 週1日、前期破水にて入院。入院時の内診所見は、子宮口4cm 開大、展退度60 %、Station −2、子宮頸管の硬度は中、子宮口の位置は後方であった。
入院後12 時間が経過し、内診所見は、子宮口8cm 開大、展退度80 %、Station+1、子宮頸管の硬度は軟、子宮口の位置は前方であった。陣痛間欠4分、陣痛発作60 秒で、大泉門が先進し1時方向に触れる。この時点でのアセスメントで正しいのはどれか。
- ⑴ 正常経過大泉門が先進しており、正常な回旋ではありません。
- ⑵ 微弱陣痛陣痛間欠4分、発作60秒で、微弱ではありません。
- ⑶ 高在縦定位児頭は下降しており、高在縦定位ではありません。
- ⑷ 前方前頭位大泉門が前方に触れる、反屈位の状態にあたります。
- ⑸ 後方後頭位後方後頭位では、小泉門が後方に触れます。
解説
正解は⑷です。大泉門が先進しているということは児頭が十分に屈位をとれていない反屈位であり、大泉門が母体の前方にあたる1時方向に触れることから前方前頭位と判断します。分娩の進行は子宮口8cm開大、Station+1と進んでおり、陣痛も十分で微弱陣痛にはあたりません。後方後頭位であれば小泉門が後方に触れ、高在縦定位であれば児頭が骨盤入口部にとどまったままになります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp160411-03.html)を加工して作成