妊娠37 週3日に妊婦健康診査を受診した。子宮底長34 cm、第1頭位。経腹超音…
次の文を読み47〜49 の問いに答えよ。Aさん(32 歳、初産婦)。病院で妊婦健康診査を受けており、妊娠経過は順調であった。妊娠35 週3日、妊婦健康診査で行われたスクリーニング検査で、肛門周囲からB 群溶血性レンサ球菌〈GBS〉が検出された。Aさんは児への感染を心配している様子である。
妊娠37 週3日に妊婦健康診査を受診した。子宮底長34 cm、第1頭位。経腹超音波検査では胎児の推定体重は2,850 g で、胎盤位置は子宮底部で羊水量は正常である。内診所見は、子宮口2cm 開大、展退度50 %、Station −2。胎児心拍数陣痛図(別冊No. 3)を別に示す。胎児心拍数陣痛図で認められる所見はどれか。
- ⑴ 胎児心拍数基線の上昇基線は正常範囲にあり、上昇はみられません。
- ⑵ 基線細変動の減少基線細変動は、十分に保たれています。
- ⑶ 変動一過性徐脈急激に下がって戻る徐脈は、認められません。
- ⑷ 遅発一過性徐脈収縮に遅れて現れる徐脈も、認められません。
- ⑸ 一過性頻脈胎児の状態が良好であることを示す波形です。
この問題は問題の図(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑸です。胎児心拍数陣痛図では、基線から15bpm以上高くなる状態が15秒以上続く波形が認められ、これは一過性頻脈にあたります。胎児の状態が良好であることを示す所見で、胎動に伴って現れます。基線は正常範囲にあって上昇はみられず、細変動も保たれています。子宮収縮に伴って下がる変動一過性徐脈や遅発一過性徐脈も、この記録には認められません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp160411-03.html)を加工して作成