新生児生理的黄疸について正しいのはどれか。
新生児生理的黄疸について正しいのはどれか。
- ⑴ 母乳性黄疸と同義である。母乳性黄疸は、黄疸が遷延する別の状態を指します。
- ⑵ ALT〈GPT〉の上昇を伴う。肝細胞の障害を示すALTの上昇は、伴いません。
- ⑶ 生後24 時間以内に出現する。24時間以内に出る黄疸は、病的なものとして扱います。
- ⑷ 間接ビリルビン優位の黄疸である。抱合が未熟なため、間接ビリルビンが優位に上がります。
- ⑸ 母がO 型で児がA 型の血液型で発症しやすい。血液型不適合による黄疸は、生理的ではありません。
解説
正解は⑷です。新生児生理的黄疸は、赤血球の崩壊が多いことと肝でのグルクロン酸抱合が未熟なことによって起こり、間接ビリルビンが優位に上昇します。生後2日から3日ごろに現れて1週間ほどで軽快するもので、24時間以内に出現する黄疸は病的なものとして扱います。母乳性黄疸は黄疸が遷延する別の状態であり、血液型不適合による黄疸も生理的なものには含まれません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp160411-03.html)を加工して作成