32 歳の初産婦。妊娠28 週0 日で原因不明の死産となった。死産の翌日、褥婦は…
32 歳の初産婦。妊娠28 週0 日で原因不明の死産となった。死産の翌日、褥婦は「私が何かいけないことをしたのでしょうか。赤ちゃんの世話を楽しみにしていたのに」と自分を責める言葉がみられた。この褥婦への入院中のグリーフケアで最も適切なのはどれか。
- ⑴ 「次の妊娠に期待しましょう」今の悲しみを、置き去りにする言葉になります。
- ⑵ 「一緒に赤ちゃんに洋服を着せてあげましょう」親として世話する時間が、別れを進める助けです。
- ⑶ 「妊娠中のあなたの行動を振り返ってみましょう」自分を責める気持ちを、強めてしまいます。
- ⑷ 「死産のことは誰にも話さないようにしましょう」周囲からの支えを、失わせてしまいます。
解説
正解は⑵です。グリーフケアでは、亡くなった児を親として世話する時間をもつことが、現実を受け止め別れを進めるうえで助けになります。洋服を着せる、抱く、写真を撮るといった関わりを、本人の希望を確かめながら一緒に行います。次の妊娠に期待を向ける言葉は、今の悲しみを置き去りにします。妊娠中の行動を振り返らせることは自責を強め、誰にも話さないよう勧めることは支えを失わせてしまいます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp150511-03.html)を加工して作成