18 歳の初産婦。妊娠40 週0 日で正常分娩した。産褥3 日、訪室すると啼泣し…
18 歳の初産婦。妊娠40 週0 日で正常分娩した。産褥3 日、訪室すると啼泣している児のそばでテレビを観ている。児の寝衣は汚れている。母乳分泌は良好で3 時間ごとに授乳を行っているが「眠たいので子どもの世話は面倒だ」と言う。適切な声かけはどれか。
- ⑴ 「人工乳を足しましょう」分泌は良好で、足す必要はありません。
- ⑵ 「母親の自覚を持ちなさい」責められたと感じさせ、関係を遠ざけます。
- ⑶ 「赤ちゃんがかわいそうですよ」この言葉も、母親を追いつめてしまいます。
- ⑷ 「授乳間隔を延ばして休みましょう」児との関わりを、さらに減らしてしまいます。
- ⑸ 「一緒に赤ちゃんの着替えをしましょう」一緒に行うことで、やり方と関わりを学べます。
解説
正解は⑸です。育児に向き合えずにいる母親を責めるのではなく、一緒に手を動かす場をつくることで、やり方を学びながら児とのやりとりを経験できます。人工乳を足すことや授乳間隔を延ばすことは、母乳分泌が良好な状況では必要がなく、児との関わりをさらに減らしてしまいます。母親の自覚を求める言葉や、かわいそうだという言葉は、責められたと感じさせて関係を遠ざけます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp150511-03.html)を加工して作成