糖尿病合併妊娠について正しいのはどれか。
糖尿病合併妊娠について正しいのはどれか。
- ⑴ 経口血糖降下薬が治療の第一選択である。第一選択は、インスリンによる治療です。
- ⑵ 妊娠中は糖尿病網膜症が悪化する危険性は低い。妊娠中は、網膜症が悪化しやすくなります。
- ⑶ 胎児の先天奇形の発生率は妊娠初期の血糖値と関係しない。初期の血糖値が高いほど、奇形は増えます。
- ⑷ 妊娠中は食後2 時間の血糖値120 mg/dL 以下を目標とする。食後2時間値120mg/dL以下が目標になります。
- ⑸ 産褥期にはインスリンの必要量は増加する。産褥期は、必要量がむしろ減少します。
解説
正解は⑷です。妊娠中の血糖管理の目標は、空腹時95mg/dL未満、食後2時間値120mg/dL以下とされ、厳しい管理が求められます。経口血糖降下薬ではなくインスリンが治療の第一選択です。妊娠中は糖尿病網膜症が悪化しやすく、定期的な眼科の受診が必要になります。妊娠初期の血糖値が高いほど胎児の先天奇形は増え、産褥期は胎盤が娩出されるためインスリンの必要量は減少します。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp150511-03.html)を加工して作成