妊娠36 週0 日の妊婦健康診査で胎児発育不全〈FGR〉が認められた。経腹超音波…
妊娠36 週0 日の妊婦健康診査で胎児発育不全〈FGR〉が認められた。経腹超音波検査による胎児の状態評価において、胎内環境が不良であることを示唆するのはどれか。
- ⑴ 手掌の開閉動作がある。筋緊張が保たれており、良好を示す所見です。
- ⑵ 羊水ポケットが5 cm である。羊水量は十分で、良好を示す所見になります。
- ⑶ 臍帯動脈血流が逆流している。胎盤の血管抵抗が高まり、危険な状態を示します。
- ⑷ 呼吸様運動が30 分間に2 回ある。呼吸様運動があることも、良好な所見です。
解説
正解は⑶です。臍帯動脈の血流が拡張期に逆流する所見は、胎盤の血管抵抗が著しく高まっていることを示し、胎内環境が悪化して胎児が危険な状態にあることを意味します。手掌の開閉動作がみられることや、呼吸様運動が30分間に2回あることは、胎児の状態が保たれていることを示す所見です。羊水ポケットが5cmあることも、羊水量が十分で胎盤のはたらきが保たれていることを示します。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp150511-03.html)を加工して作成