生後 2 日。新生児室のコットにいる児の体温測定を行った。皮膚温 38.0 ℃、…
次の文を読み50~52 の問いに答えよ。在胎 37 週 3 日、体重 2,890 gで出生した児。羊水混濁があり、出生直後に啼泣、四肢のチアノーゼ及び胎便がみられた。筋緊張は良好である。
生後 2 日。新生児室のコットにいる児の体温測定を行った。皮膚温 38.0 ℃、直腸温 37.4 ℃であった。全身の皮膚色は良好。対応で適切なのはどれか。
- ⑴ CRP 測定感染を疑う状況ではなく、必要ありません。
- ⑵ クベース収容クベースは、低体温のときの対応になります。
- ⑶ 解熱薬の与薬新生児に、解熱薬は用いません。
- ⑷ 衣類や掛け物の調節環境の暑さを示す所見で、まず調節します。
- ⑸ 呼吸心拍モニター装着装着を要する、状態ではありません。
解説
正解は⑷です。皮膚温が38.0℃と高いのに直腸温は37.4℃で、皮膚温のほうが高いという逆転がみられます。これは掛け物や衣類による環境の暑さを示す所見なので、まず衣類や掛け物を調節して様子をみます。皮膚色も良好で、感染を疑う状況ではないためCRPの測定や呼吸心拍モニターの装着は必要ありません。新生児に解熱薬は用いず、クベースへの収容は低体温のときの対応になります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp140512-03.html)を加工して作成