生後 30 日、 1 か月児健康診査に来院した。本日の体重は 4,150 g、母…
次の文を読み50~52 の問いに答えよ。在胎 37 週 3 日、体重 2,890 gで出生した児。羊水混濁があり、出生直後に啼泣、四肢のチアノーゼ及び胎便がみられた。筋緊張は良好である。
生後 30 日、 1 か月児健康診査に来院した。本日の体重は 4,150 g、母乳栄養である。児は生後 7 日に退院し、体重は 2,790 g であった。母親の児に関する訴えのうち、医師の診察を必要とするのはどれか。
- ⑴ 「赤ちゃんのおっぱいから白い液が出ます」母体のホルモンによる、生理的な変化です。
- ⑵ 「頭や眉のところにカサカサした固まったものがあります」脂漏性湿疹で、洗って落とすことができます。
- ⑶ 「授乳後、寝かせたら口の端からダラダラと母乳を出します」溢乳であり、体重も順調に増えています。
- ⑷ 「昨日から口の中に白いミルクかすのようなものがあって取れません」鵞口瘡が疑われ、抗真菌薬の治療が必要です。
解説
正解は⑷です。口の中の白いかたまりが拭っても取れない場合は鵞口瘡が考えられ、抗真菌薬による治療が必要なので医師の診察につなぎます。乳房から白い液が出るのは母体のホルモンによる新生児の生理的な変化です。頭や眉のかさぶたのようなものは脂漏性湿疹で、洗って落とせます。授乳後に口の端から母乳があふれるのは溢乳で、体重も順調に増えているため心配ありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp140512-03.html)を加工して作成