最初に行う新生児への処置で適切なのはどれか。
次の文を読み50~52 の問いに答えよ。在胎 37 週 3 日、体重 2,890 gで出生した児。羊水混濁があり、出生直後に啼泣、四肢のチアノーゼ及び胎便がみられた。筋緊張は良好である。
最初に行う新生児への処置で適切なのはどれか。
- ⑴ 皮膚の羊水を乾いたタオルで拭き取る。濡れた体を拭き、熱の喪失をまず防ぎます。
- ⑵ 母親の胸に直接新生児を抱かせる。呼吸と循環を確かめてから、行うものです。
- ⑶ 口鼻腔吸引を行う。吸引は、乾燥の後に続く処置になります。
- ⑷ 皮膚刺激を行う。皮膚刺激も、乾燥の後に行う処置です。
解説
正解は⑴です。羊水混濁があっても、出生直後に啼泣があり筋緊張も良好であれば元気な児と判断でき、蘇生の初期処置として保温、体位の確保、気道の開通、皮膚の乾燥と刺激を行います。その最初にあたるのが、濡れた体を乾いたタオルで拭き取って熱の喪失を防ぐことです。口鼻腔の吸引や皮膚刺激は乾燥の後に続きます。早期母子接触は、呼吸と循環が落ち着いたことを確かめてから行います。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp140512-03.html)を加工して作成