在胎 40 週 0 日で出生した児。経過は順調で生後 5 日に 2,700 g …
在胎 40 週 0 日で出生した児。経過は順調で生後 5 日に 2,700 g で退院した。生後 30 日、 1 か月児健康診査に来院した。体重は 3,500 g。大泉門の大きさは 2 cm×2 cm。児を引き起こすと、肘は軽く曲がり頭部がやや背屈している。児の便は便色カード 2 番で薄いクリーム色であった。黄疸が気になるという母親の訴えによって、経皮的黄疸計で測定したところ 15 mg/dl であった。健康診査の結果で異常所見はどれか。
- ⑴ 体重1日あたり約27g増えており、順調です。
- ⑵ 大泉門の大きさ2cm四方は、1か月児として正常の範囲です。
- ⑶ 引き起こし反射この時期の反応として、問題ありません。
- ⑷ 便の色胆汁が腸へ流れておらず、精密検査が必要です。
- ⑸ 経皮的黄疸計の測定結果便色と合わせて、評価していく値になります。
解説
正解は⑷です。便色カード2番の薄いクリーム色は胆汁が腸へ流れていないことを示し、胆道閉鎖症を疑う所見なので、ただちに精密検査につなげます。体重は1日あたり約27g増えており順調です。1か月の大泉門が2cm四方であることも正常の範囲で、引き起こしたときに頭がやや背屈するのもこの時期の反応として問題ありません。経皮的黄疸計15mg/dLは、便色と合わせて評価する値になります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp140512-03.html)を加工して作成