妊娠 41 週 0 日の初産婦。妊娠経過は順調であった。子宮口 2 cm 開大、…
妊娠 41 週 0 日の初産婦。妊娠経過は順調であった。子宮口 2 cm 開大、展退度70 %であるが分娩は開始していない。「陣痛が来るようにできることはしてみたい」と話す。分娩を誘発する効果があるのはどれか。
- ⑴ 乳頭を刺激する。オキシトシンが出て、子宮が収縮します。
- ⑵ 横になって休養する。休養には、陣痛を起こす効果はありません。
- ⑶ グリセリン浣腸をする。排便を促すだけで、誘発にはなりません。
- ⑷ 下腹部をマッサージする。マッサージにも、誘発の効果はありません。
- ⑸ 高エネルギーの食事を摂取する。食事の内容は、陣痛の発来と関係しません。
解説
正解は⑴です。乳頭を刺激すると下垂体後葉からオキシトシンが出て子宮が収縮するため、分娩を誘発する効果があります。ただし過強陣痛になる危険があるので、方法と時間を決めて行います。横になって休むことや下腹部をマッサージすること、高エネルギーの食事をとることには、陣痛を起こす効果はありません。グリセリン浣腸は排便を促すだけで、分娩を誘発する方法ではありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp140512-03.html)を加工して作成