A さんの自宅は都市郊外にあるアパートの2階で、間取りは居室3部屋と台所である。…
次の文を読み51〜53 の問いに答えよ。A さん(33 歳、3回経産婦)はこれまで病院で出産しており、妊娠や分娩経過は順調であった。A さんは、妊娠18 週2日に自宅分娩を扱う開業助産師を初めて受診した。「今回は可能であれば自宅で出産し、家族みんなで経験を分かち合いたいと思います」と話し、自宅での出産を希望した。今回の妊娠経過も順調である。A さんは夫(40 歳、自営業)と子どもとの5人暮らしである。
A さんの自宅は都市郊外にあるアパートの2階で、間取りは居室3部屋と台所である。夫は自宅で仕事を行っており、育児には協力的である。自宅分娩のために助産師が確認すべき内容で適切なのはどれか。
- ⑴ 分娩時のA さんの子どもの預け先の確保子どもの預け先は、家族で調整する事柄になります。
- ⑵ A さんの自宅で助産師が待機する部屋の確保待機する部屋の確保は、必須の条件ではありません。
- ⑶ 分娩時に支援を依頼する近隣の助産師の確保急変や急速な進行に備え、応援を頼める体制が欠かせません。
- ⑷ 分娩時にA さんの自宅に往診する産科医の確保急変時は搬送で対応し、往診する医師の確保は要件ではありません。
- ⑸ 助産師のA さんの自宅までの移動時間が2時間以内であること2時間では遠すぎ、速やかに到着できる距離が求められます。
解説
正解は⑶です。自宅分娩では分娩の進行が速まったときや急変したときに一人では対応できないため、近隣の助産師に応援を依頼できる体制を整えておく必要があります。子どもの預け先は家族で調整する事柄、助産師が待機する部屋の確保は必須ではなく、往診する産科医の確保や移動時間2時間以内という条件も要件ではありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-03_04_05.html)を加工して作成