A さんは、3か月の通院を経て症状の改善を自覚していた。ある日の婦人科外来受診日…
次の文を読み36〜38 の問いに答えよ。A さん(45 歳、女性)は1年ほど前から月経周期が不整となり、半年くらい前から不眠や頭痛があり婦人科を受診した。A さんは「眠れないのは更年期のせいではないかと夫に言われ受診しました。もうそんな年齢だと思うと、一層心がふさぎ込んでしまいます」と話した。医師は更年期障害の可能性を話し、診断のための検査を行うとA さんに伝えた。
A さんは、3か月の通院を経て症状の改善を自覚していた。ある日の婦人科外来受診日に、「月経は不規則ですが、少し元気もでてきた気がして、夫とは日常的に性生活を行うようになっています。以前はピルを使用したりもしていましたが、もう更年期だし、避妊はどうすればよいでしょうか」と話した。このときのA さんに助産師が行う説明で適切なのはどれか。
- ⑴ 「オギノ式避妊法を活用しましょう」周期が不整な時期には、排卵日を予測できません。
- ⑵ 「性交渉は避けるのが望ましいです」性生活を否定する助言であり、相談への答えになりません。
- ⑶ 「ピル使用の可否について医師に相談してみましょう」年齢や危険因子で可否が変わるため、医師の判断が必要です。
- ⑷ 「射精の直前にコンドームを装着するようにしましょう」コンドームは勃起後、性交の始めから装着します。
解説
正解は⑶です。月経が不規則でも排卵が起こることはあるため、閉経が確認されるまでは避妊が必要です。低用量ピルは50歳ころまで使用できますが、年齢や喫煙、血栓症の危険によって可否が変わるため、医師に相談するよう勧めます。オギノ式は周期が不整な時期には使えず、性交渉を避ける助言や装着の時期の誤りも適切ではありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-03_04_05.html)を加工して作成