助産師はA さんの支援に向けて初回の面接を行うことにした。このときに助産師が収集…
次の文を読み36〜38 の問いに答えよ。A さん(45 歳、女性)は1年ほど前から月経周期が不整となり、半年くらい前から不眠や頭痛があり婦人科を受診した。A さんは「眠れないのは更年期のせいではないかと夫に言われ受診しました。もうそんな年齢だと思うと、一層心がふさぎ込んでしまいます」と話した。医師は更年期障害の可能性を話し、診断のための検査を行うとA さんに伝えた。
助産師はA さんの支援に向けて初回の面接を行うことにした。このときに助産師が収集する情報で最も優先するのはどれか。
- ⑴ 性生活の状況立ち入った内容であり、最初に尋ねる事柄ではありません。
- ⑵ 治療に対する夫の考え必要な情報ですが、まず本人の症状の把握が優先されます。
- ⑶ A さんが自覚している症状自覚症状の把握が、更年期障害の支援の出発点になります。
- ⑷ 加齢による容姿の変化への不安心理面の支援に関わりますが、最初に確かめる内容ではありません。
解説
正解は⑶です。更年期障害は自覚症状の種類と強さで評価されるため、まずAさんが何にどの程度困っているのかを本人の言葉で聴き取ることが支援の出発点になります。症状が分かって初めて、生活への影響や必要な支援を判断できます。性生活や夫の考え、容姿への不安も関わる要素ですが、最初に尋ねる内容ではありません。症状を数値で記録しておくと、治療を始めたあとの変化も比べやすくなります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-03_04_05.html)を加工して作成