52 歳の女性から電話相談があった。最近、すぐイライラしたり、動悸がしたりして、…
次の文を読み53~55 の問いに答えよ。県の女性健康支援センターでは、 5年前から電話相談を週2日実施している。電話相談は 8 名の助産師が輪番制で対応しており、相談日には1 名が担当している。
52 歳の女性から電話相談があった。最近、すぐイライラしたり、動悸がしたりして、なんとなく体調が悪い。長女が結婚して夫婦 2 人の生活になり、夫は仕事で忙しく、ほとんど話を聞いてもらえない。内科を何度も受診したが、薬だけが増え症状は改善されないという。対応として適切なのはどれか。
- ⑴ 「精神科を受診してみませんか」話を聴く前の段階で、勧めることではありません。
- ⑵ 「薬を一度やめてみてはいかがですか」薬の判断は、助産師の役割を越えています。
- ⑶ 「長女夫婦と同居してはいかがでしょうか」相談の内容とは、別の話になってしまいます。
- ⑷ 「心配事について一緒に整理してみましょうか」一緒に整理することで、自分を見つめ直せます。
解説
正解は⑷です。更年期の症状に加え、子どもの独立や夫との関係といった生活の変化が重なっている状況なので、何が心配なのかを一緒に整理していくことが電話相談での対応として適切です。語るうちに本人が自分の状態を見つめ直せるようになります。精神科の受診を勧めることは話を聴く前の段階では早く、薬をやめるよう助言することは助産師の役割を越えます。同居を勧めることも相談の内容とは別の話になります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp140512-03.html)を加工して作成