更年期女性の尿失禁で正しいのはどれか。
更年期女性の尿失禁で正しいのはどれか。
- ⑴ 腹圧性尿失禁には膀胱訓練の指導を行う。膀胱訓練は、切迫性尿失禁に対して行う方法です。
- ⑵ 低用量の副腎皮質ステロイドが有効である。副腎皮質ステロイドは、尿失禁の治療薬ではありません。
- ⑶ 腹圧性尿失禁には抗コリン薬が有効である。抗コリン薬は、切迫性尿失禁に用いる薬です。
- ⑷ 切迫性尿失禁よりも腹圧性尿失禁の方が多い。骨盤底の支持が弱まり、腹圧性尿失禁が多くみられます。
解説
正解は⑷です。更年期の女性ではエストロゲンの減少によって骨盤底の支持が弱まり、咳やくしゃみで漏れる腹圧性尿失禁が切迫性尿失禁より多くみられます。治療の中心は骨盤底筋訓練で、膀胱訓練と抗コリン薬は切迫性尿失禁に用います。副腎皮質ステロイドは尿失禁の治療薬ではなく、局所のエストロゲン製剤が使われることがあります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-03_04_05.html)を加工して作成