ソクマル助産師

相談された助産師の対応で適切なのはどれか。2つ選べ。

次の文を読み55 の問いに答えよ。A さん(65 歳、女性)。3回経妊3回経産婦。3回の分娩は経腟分娩であった。52歳で閉経。腟炎のため婦人科に通院している。外来の助産師に「以前から尿は近いほうだった。1年くらい前からは夜間に2、3回トイレに起きるようになり、熟睡できない。最近では、日中も頻繁に尿意を感じるようになり、1〜2時間ごとにトイレに行っているが少量しか尿が出ない。1か月後に友人と旅行することを楽しみにしていたが、旅行をあきらめようか迷っている」と相談した。咳をしたときや立ち上がったときの尿漏れはなく、長時間立っていても内臓が下がってくるような感じはない。Aさんは3か月前に子宮がん検診を受けており、特に問題はなかったという。既往歴 : 60 歳から高血圧症に対して降圧薬を内服している。生活歴 : 3人の娘が独立してからは、夫と2人暮らし。喫煙歴はない。飲酒は週に1回缶ビール1本程度。家族歴 : 実母が糖尿病。身体所見 : 身長155 cm、体重60 kg。血圧130/80 mmHg。
相談された助産師の対応で適切なのはどれか。2つ選べ。

解説

正解は⑶と⑸です。日中も夜間も頻繁に尿意を感じ少量しか出ないという訴えは過活動膀胱を示し、抗コリン薬などの薬物治療と、排尿を少しずつ我慢して間隔を延ばす膀胱訓練が有効です。旅行を諦めるよう勧めることは生活の質を下げ、手術の適応ではなく、夜間の水分制限は脱水を招くため勧められません。排尿日誌をつけてもらうと、治療の効果も確かめやすくなります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp170425-03_04_05.html)を加工して作成

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