性器ヘルペスを合併した妊婦で初感染の場合、正しいのはどれか。
性器ヘルペスを合併した妊婦で初感染の場合、正しいのはどれか。
- ⑴ 出生した新生児は結膜炎を発症する。新生児ヘルペスは皮膚や中枢神経、全身に及ぶ感染を起こします。
- ⑵ 単純ヘルペスウィルスⅡ型(HSV-2)が多い。1型と2型のどちらもあり、近年は1型も増えています。
- ⑶ 発症後1か月以内の分娩では帝王切開術を選択する。ウイルスの排泄が続くため、帝王切開術が選ばれます。
- ⑷ 母子感染の感染経路は産道感染よりも経胎盤感染が多い。感染経路の大半は産道感染で、経胎盤感染はまれです。
解説
正解は⑶です。性器ヘルペスの初感染では、ウイルスが長く排泄され産道感染の危険が高いため、発症から1か月以内の分娩では帝王切開術が選ばれます。原因は単純ヘルペスウイルスの1型と2型のどちらもあり、近年は1型も増えています。新生児ヘルペスは脳炎や全身感染を起こし、感染経路の大半は産道感染になります。再発の場合は排泄されるウイルス量が少ないため、病変の有無に応じて分娩様式を判断します。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-03_04_05.html)を加工して作成