A さん(38 歳、初産婦)。母乳で育てたいと強く希望している。産褥3日、授乳時…
A さん(38 歳、初産婦)。母乳で育てたいと強く希望している。産褥3日、授乳時に児が泣き止まず助産師が呼ばれた。授乳状況は、児の顎が下に向いて乳房で顔がふさがり、児の首がねじれた状態で、A さんは自分の乳房を強くつかんで押し込んでいた。助産師の説明として、適切なのはどれか。
- ⑴ 「乳房を支えて赤ちゃんに近づけましょう」乳房を動かすのではなく、児を乳房に近づけます。
- ⑵ 「赤ちゃんの下顎が乳房に触れないようにしましょう」下顎が乳房に触れることで、深い吸着ができます。
- ⑶ 「赤ちゃんの耳、肩、おしりが一直線になるように抱っこしましょう」体をまっすぐ保つことが、深く吸着するための基本です。
- ⑷ 「赤ちゃんを乳房に近づけるときは、下唇が乳頭の位置にくるようにしましょう」下唇ではなく、鼻が乳頭の高さにくるようにします。
解説
正解は⑶です。授乳では、児の耳・肩・腰が一直線になるよう体をまっすぐに保ち、児の体を母親の体に密着させることが基本です。首がねじれていると深く吸着できず、児は泣いてうまく飲めません。乳房を児に近づけるのではなく児を乳房に近づけ、下顎が乳房に触れるようにし、鼻が乳頭の高さにくるように抱きます。抱き方を整えるだけで痛みや飲みにくさが解消することも多く、まず姿勢を確かめます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp210416-03_04_05.html)を加工して作成