妊娠35 週0日。妊娠30 週以降、血圧上昇はなく経過している。A さんは「前回…
次の文を読み47〜49 の問いに答えよ。A さん(43 歳、経産婦、専業主婦)。夫(45 歳、会社員)と男児(2歳)と3人暮らし。妊娠11 週3日。A さんは「つわりがつらく、食事がしっかり摂れていません。水分は気を付けて摂っています」と言う。身長160 cm、体重63 kg(非妊娠時から−1 kg)。血圧132/80 mmHg。Hb 10.6 g/dL、Ht 33 %。尿蛋白(−)、尿ケトン体(−)。胎児は頭臀長〈CRL〉55 mm、胎児心拍が確認された。
妊娠35 週0日。妊娠30 週以降、血圧上昇はなく経過している。A さんは「前回のお産は、時間がかかってつらかったのでお産が不安になってきました。バースプランはまだ立てていません。今回が最後のお産だと思うので、よい体験にしたいです」と助産師に話す。A さんへの助産師の対応で適切なのはどれか。
- ⑴ 「前回より短時間で出産できますよ」経過は予測できず、断定して伝えることはできません。
- ⑵ 「無痛分娩を検討してはどうでしょうか」希望を聴く前に、特定の方法を示すのは早計です。
- ⑶ 「分娩中の過ごし方について一緒に考えましょう」希望が形になり、バースプランづくりにもつながります。
- ⑷ 「次回の健康診査までにバースプランを完成させてください」期限を区切って求めることは、負担になってしまいます。
解説
正解は⑶です。Aさんは前回の体験から不安を抱えつつ、今回をよい体験にしたいと望んでいます。分娩中の過ごし方を一緒に考えることで、希望が形になりバースプランづくりにもつながります。短時間で済むと断定することはできず、無痛分娩を先に示すのは早計で、期限を区切って完成を求めるのも負担になります。前回の体験を聴くことから始め、望む過ごし方を一緒に言葉にしていきます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp200414-03_04_05.html)を加工して作成