異所性妊娠で正しいのはどれか。2つ選べ。
異所性妊娠で正しいのはどれか。2つ選べ。
- ⑴ 卵管間質部妊娠の頻度が最も高い。最も頻度が高いのは卵管膨大部の妊娠です。
- ⑵ クラミジア感染症がリスク因子となる。卵管に炎症を残し、受精卵の通過を妨げます。
- ⑶ 黄体形成ホルモン〈LH〉値測定が診断に有用である。診断に用いるのは血中hCG値と超音波検査です。
- ⑷ 妊娠4週で子宮内に胎囊を認めない場合に診断される。妊娠4週では、子宮内に胎囊が見えなくても判断できません。
- ⑸ 薬物療法としてメトトレキサートが用いられる。破裂していない場合に選ばれる薬物療法です。
解説
正解は⑵と⑸です。クラミジア感染症は卵管に炎症を残して受精卵の通過を妨げるため、異所性妊娠の代表的な危険因子になります。症状が乏しく破裂していない場合は、メトトレキサートによる薬物療法が選ばれることがあります。最も多いのは卵管膨大部で、診断は超音波と血中hCG値で行い、妊娠4週では判断できません。破裂すると大量出血を招くため、早期の診断と治療の選択が重要になります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp200414-03_04_05.html)を加工して作成