助産師がA さんに優先して確認する必要があるのはどれか。
次の文を読み52、53 の問いに答えよ。A さん(23 歳、初妊婦)。妊娠16 週。1人暮らしでパートナーとは未入籍である。昨年度はアルバイトで年収は約180 万円であったが、4か月前から運送会社の正社員として宅配便の配送ドライバーとして働いている。A さんは「妊娠したことはうれしい」と言い、妊婦健康診査は適切な間隔で受診している。今回の妊婦健康診査で、経過は順調であると確認された。A さんは「体調は良いですが、重い荷物を運ぶのが不安になってきました」という。
助産師がA さんに優先して確認する必要があるのはどれか。
- ⑴ 産前産後休業取得の予定必要な情報ですが、今の不安に直接応えていません。
- ⑵ パートナーとの入籍予定入籍の予定は、就労の不安とは別の事柄です。
- ⑶ 地区担当保健師との関わり大切な情報ですが、優先度は下がります。
- ⑷ 雇用者への配置換えの申請状況軽易な業務への転換につながり、不安に直接応えられます。
解説
正解は⑷です。Aさんは重い荷物を運ぶ業務に不安を感じており、男女雇用機会均等法に基づいて事業主に軽易な業務への転換を求めることができます。申請の状況を確かめることで、必要な支援につなげられます。産前産後休業の予定や入籍、保健師との関わりも大切ですが、今の訴えに直接応えるものではありません。制度を知らせることが、働きながら妊娠を続けるための支えになります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp190415-03_04_05.html)を加工して作成