正常に経過している妊婦の妊娠中期において、非妊娠時よりも血中の値が増加しているの…
正常に経過している妊婦の妊娠中期において、非妊娠時よりも血中の値が増加しているのはどれか。2つ選べ。
- ⑴ 遊離サイロキシン〈FT4〉妊娠初期に一時的に上がり、その後は正常化します。
- ⑵ 黄体形成ホルモン〈LH〉黄体形成ホルモンは、妊娠中は抑制されます。
- ⑶ インスリンインスリンの効きが悪くなり、代償的に増加します。
- ⑷ 空腹時血糖空腹時血糖は、むしろ低下します。
- ⑸ 食後血糖インスリンの効きが悪く、食後血糖は上がりやすくなります。
解説
正解は⑶と⑸です。妊娠中は胎盤から分泌されるホルモンによってインスリンの効きが悪くなるため、血中インスリン値は代償的に増え、食後血糖も上がりやすくなります。遊離サイロキシンは妊娠初期に一時的に上がるもののその後は正常化し、黄体形成ホルモンは抑制され、空腹時血糖はむしろ低下します。妊娠による変化を知ることが、妊娠糖尿病の理解にもつながります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp170425-03_04_05.html)を加工して作成