前方後頭位分娩における児頭の応形機能で正しいのはどれか。2つ選べ。
前方後頭位分娩における児頭の応形機能で正しいのはどれか。2つ選べ。
- ⑴ 児頭の大斜径が延長する。骨重積により、大斜径が延長します。
- ⑵ 分娩所要時間は影響しない。分娩所要時間が長いほど、強く現れます。
- ⑶ 後頭骨は両頭頂骨の下に入る。後頭骨が、両方の頭頂骨の下にもぐり込みます。
- ⑷ 頭頂骨は前在側が後在側の下になる。後在側の頭頂骨が、前在側の下に入ります。
- ⑸ 児頭の変形が回復するには生後10 日を要する。変形は、生後2〜3日で回復していきます。
解説
正解は⑴と⑶です。前方後頭位では骨重積によって後頭骨が両方の頭頂骨の下にもぐり込み、小斜径が短くなる一方で大斜径が延長します。この変形が産道の通過を助けます。応形機能は分娩所要時間が長いほど強く現れ、頭頂骨は後在側が前在側の下に入り、変形は生後2〜3日で回復していきます。応形機能によって児頭が産道を通りやすくなる仕組みを押さえましょう。変形は自然に戻るため、母親にも説明して安心してもらいます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp170425-03_04_05.html)を加工して作成