助産業務ガイドライン2014 に基づき、正常分娩急変時に経産婦を助産所から搬送す…
助産業務ガイドライン2014 に基づき、正常分娩急変時に経産婦を助産所から搬送すべき状況はどれか。
- ⑴ 羊水が淡黄色である。淡黄色の羊水は、助産所でも経過をみられる所見です。
- ⑵ 第2度の会陰裂傷がある。第2度の会陰裂傷は、助産所で対応できる範囲です。
- ⑶ 母体の体温が37.5 ℃である。37.5℃であれば、経過をみることができます。
- ⑷ 破水後24 時間経過したが陣痛が発来しない。上行性感染の危険が高まり、搬送が必要になります。
- ⑸ 子宮口全開大から1時間経過したが分娩が進行しない。経産婦で1時間であれば、直ちに搬送とはなりません。
解説
正解は⑷です。助産業務ガイドラインでは、前期破水から24時間が経過しても陣痛が発来しない場合は上行性感染の危険が高まるため、医療機関への搬送が必要とされています。羊水の淡黄色や第2度の会陰裂傷、体温37.5℃は助産所で対応でき、経産婦で全開大から1時間の経過も直ちに搬送の対象にはなりません。搬送の基準を日頃から確かめ、迷わず判断できるようにしておきます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp170425-03_04_05.html)を加工して作成