A さん(39 歳、初産婦)。非妊時BMI 24。妊娠18 週の妊婦健康診査時、…
A さん(39 歳、初産婦)。非妊時BMI 24。妊娠18 週の妊婦健康診査時、体重が非妊時から7kg 増加、前回の14 週時から3kg 増加していることを指摘された。その他の妊娠経過に問題はない。「仕事が忙しく夕食が遅い時間になる。外食ばかりで栄養バランスがよくないとは思っているが、なかなか改善できない。高齢出産だから異常になりやすいのも心配」と言った。このときのA さんへの対応で最も適切なのはどれか。
- ⑴ 母親学級への参加を勧める。学級の参加だけでは、食生活の改善につながりません。
- ⑵ 体重管理のための食生活を一緒に考える。実行できる方法を一緒に考えることが支援になります。
- ⑶ 産前休業に入って意識が変化するのを待つ。待っている間に、体重増加がさらに進んでしまいます。
- ⑷ 生活行動の問題点について解決策を提示する。一方的に示しても、生活の中で実行できません。
- ⑸ 体重増加が続いた場合の危険性について強調して説明する。不安をあおるだけで、行動の変化にはつながりません。
解説
正解は⑵です。Aさんは問題を自覚しながら改善できずに悩んでいるため、一方的に解決策を示すのではなく、仕事の状況に合わせて実行できる方法を一緒に考えることが支援になります。母親学級の勧めや休業まで待つ対応は今の課題に応えず、危険性を強調することは不安をあおるだけになってしまいます。実行できた点を認めながら、少しずつ続けられるよう支えていきます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp170425-03_04_05.html)を加工して作成