循環は保たれているが、自発呼吸がみられない患者に緊急頭部CT を行う場合の呼吸管…
循環は保たれているが、自発呼吸がみられない患者に緊急頭部CT を行う場合の呼吸管理で適切なのはどれか。
- ⑴ 酸素マスク酸素マスクは自発呼吸があることが前提で、換気はできません。
- ⑵ 経口エアウェイ挿入経口エアウェイは気道を開通させるだけで、換気は行えません。
- ⑶ 気管挿管による人工呼吸自発呼吸がない患者では気管挿管による確実な気道確保と人工呼吸が必要です。
- ⑷ 非侵襲的陽圧換気〈NPPV〉NPPVは自発呼吸があり意識が保たれていることが前提です。
- ⑸ 緊急気管切開による人工呼吸緊急気管切開は気管挿管ができない場合などに限られ、第一選択ではありません。
解説
正解は⑶です。循環は保たれているものの自発呼吸がない患者では、確実な気道確保と換気が必要です。気管挿管による人工呼吸を行えば、誤嚥を防ぎつつ確実な換気が可能で、CT室への移動や撮影中も安全に呼吸管理を継続できます。酸素マスク、経口エアウェイ、NPPVはいずれも自発呼吸があることを前提とした方法です。外科的気道確保は気管挿管や換気が不可能な場合に限られ、緊急気管切開は第一選択にはならないのが原則です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-01.html)を加工して作成