ソクマル医師

31 歳の男性。咽頭痛と発熱を主訴に来院した。2 日前からの咽頭痛と38 ℃台の…

31 歳の男性。咽頭痛と発熱を主訴に来院した。2 日前からの咽頭痛と38 ℃台の発熱がある。鼻汁、咳嗽および呼吸困難はない。食事は摂れている。生来健康。ペット飼育歴はない。薬剤アレルギー歴もない。意識は清明。身長170 cm、体重65 kg。体温38.1 ℃。脈拍92/分、整。血圧116/76mmHg。呼吸数18/分。口蓋扁桃の発赤・腫脹と白苔の付着を認める。前頸部リンパ節の腫大と圧痛を認める。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部で肝・脾を触知しない。5 日前に7 歳の息子がA 群β 溶連菌による咽頭炎と診断された。最も適切な治療薬はどれか。

解説

正解は⑶です。発熱、咽頭痛、白苔を伴う扁桃の腫脹、前頸部リンパ節の圧痛性腫大があり、咳嗽がなく、さらに同居する息子がA群β溶血性レンサ球菌咽頭炎と診断されていることから、本例もA群溶連菌による咽頭炎・扁桃炎と考えられます。治療の第一選択はアモキシシリンなどのペニシリン系抗菌薬で、リウマチ熱の予防のため10日間投与します。伝染性単核球症ではアモキシシリンで皮疹が出るため、鑑別に注意が必要です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-01.html)を加工して作成

この回を通して解く

同じ単元の問題