両側性に出現することが最も多い副鼻腔疾患はどれか。
両側性に出現することが最も多い副鼻腔疾患はどれか。
- ⑴ 乳頭腫内反性乳頭腫は通常片側性に発生します。
- ⑵ 上顎洞癌上顎洞癌は通常片側性に発生します。
- ⑶ 歯性上顎洞炎歯性上顎洞炎は原因歯の側に生じる片側性の疾患です。
- ⑷ 副鼻腔真菌症副鼻腔真菌症は片側性に生じることが多いです。
- ⑸ 好酸球性副鼻腔炎好酸球性副鼻腔炎は両側性の多発鼻茸を特徴とします。
解説
正解は⑸です。好酸球性副鼻腔炎は、成人発症で、両側の多発性鼻茸、篩骨洞優位の病変、嗅覚障害、末梢血好酸球増多を特徴とする難治性の慢性副鼻腔炎で、気管支喘息やアスピリン喘息を合併しやすい疾患です。病変は両側性に出現するのが特徴で、指定難病にもなっています。一方、乳頭腫、上顎洞癌、歯性上顎洞炎、副鼻腔真菌症はいずれも片側性に生じることが多く、片側性の病変をみた場合はこれらを鑑別に挙げることが重要です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-01.html)を加工して作成