成人に対するアドバンス・ケア・プランニング〈ACP〉の実施において正しいのはどれ…
成人に対するアドバンス・ケア・プランニング〈ACP〉の実施において正しいのはどれか。
- ⑴ 医療チームの方針を優先する。ACPは本人の意思を中心とするもので、医療チームの方針を優先するものではありません。
- ⑵ 終末期に入ってから実施する。ACPは終末期に限らず、早い段階から繰り返し行うことが推奨されます。
- ⑶ 安易に希望を変更しないように説明する。本人の意思は変化しうるため、希望の変更は随時可能であると伝えます。
- ⑷ 患者の意思決定能力が不十分な場合は実施しない。意思決定能力が不十分な場合も、家族らと本人の推定意思を話し合います。
- ⑸ 病状が進行すると出現するかもしれない症状を説明する。起こりうる症状を説明することは、本人が将来の医療を考えるために重要です。
解説
正解は⑸です。アドバンス・ケア・プランニング(ACP)は、将来の変化に備え、本人の価値観や希望を尊重した医療・ケアについて、本人、家族、医療・ケアチームが繰り返し話し合うプロセスです。終末期に限らず早い段階から始め、病状の進行に伴って起こりうる症状や選択肢を説明したうえで話し合うことが重要です。本人の意思は変わりうるものであり、何度でも見直します。意思決定能力が不十分な場合も、推定意思を尊重して家族らと話し合いを行います。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-01.html)を加工して作成