多剤併用療法による治療が必要な疾患はどれか。
多剤併用療法による治療が必要な疾患はどれか。
- ⑴ 結核耐性菌の出現を防ぐため、4剤併用を基本とする多剤併用療法が必要です。
- ⑵ 梅毒梅毒はペニシリン系抗菌薬の単剤で治療します。
- ⑶ レジオネラ症レジオネラ症はニューキノロン系やマクロライド系の単剤で治療します。
- ⑷ インフルエンザインフルエンザは抗インフルエンザ薬の単剤で治療します。
- ⑸ マイコプラズマ肺炎マイコプラズマ肺炎はマクロライド系などの単剤で治療します。
解説
正解は⑴です。結核菌は増殖が遅く、薬剤耐性変異をもつ菌が一定の割合で存在するため、単剤で治療すると耐性菌が選択されてしまいます。そのため、イソニアジド、リファンピシン、ピラジナミド、エタンブトール(またはストレプトマイシン)の4剤併用で2か月、その後イソニアジドとリファンピシンの2剤で4か月治療する多剤併用療法が標準です。服薬中断も耐性化の原因となるため、DOTS(直接服薬確認療法)で確実な内服を支援します。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-01.html)を加工して作成