痛みを訴える患者に対する医療面接において、冒頭で行う質問で最も適切なのはどれか。
痛みを訴える患者に対する医療面接において、冒頭で行う質問で最も適切なのはどれか。
- ⑴ 「その痛みの原因は何だと思いますか」解釈モデルを尋ねる質問で重要ですが、冒頭ではなく症状を把握した後に行います。
- ⑵ 「痛みの他にどんな症状がありましたか」随伴症状の確認は、主症状を聴取した後に行う質問です。
- ⑶ 「痛みについて詳しく教えていただけますか」患者が自由に語れる開放型の質問で、面接の冒頭に適しています。
- ⑷ 「10 段階で表すとその痛みの程度はどのくらいでしたか」痛みの程度を数値で尋ねる閉鎖型の質問で、冒頭には適しません。
- ⑸ 「その痛みは刺すような感じですか、それとも鈍い感じですか」選択肢を提示する閉鎖型の質問で、冒頭では患者の自由な表現を妨げます。
解説
正解は⑶です。医療面接の冒頭では、患者が自由に話せるように開放型(オープンエンド)の質問を用いることが推奨されます。「痛みについて詳しく教えていただけますか」は、患者に自分の言葉で症状を語ってもらう開放型の質問であり、冒頭で最も適切です。その後、焦点を絞った質問や閉鎖型の質問で、部位、性状、程度、随伴症状などを確認します。患者の解釈モデルを尋ねる質問は、症状の把握が進んだ後で行うのが一般的な流れです。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-01.html)を加工して作成