更年期障害の発症に最も関与するのはどれか。
更年期障害の発症に最も関与するのはどれか。
- ⑴ アンドロゲンアンドロゲンの変化は男性の加齢男性性腺機能低下症に関与しますが、女性の更年期障害の主因ではありません。
- ⑵ エストロゲン卵巣機能低下によるエストロゲンの急激な減少が更年期障害の主因です。
- ⑶ 甲状腺ホルモン甲状腺機能異常は更年期障害と似た症状を示し鑑別が必要ですが、発症の主因ではありません。
- ⑷ プロゲステロンプロゲステロンも低下しますが、症状の主因はエストロゲンの減少です。
- ⑸ 副腎皮質ホルモン副腎皮質ホルモンは更年期障害の発症に主たる役割を果たしません。
解説
正解は⑵です。更年期障害は、閉経前後の約10年間(更年期)に、卵巣機能の低下によりエストロゲンが急激に減少することで生じる多彩な症状です。ほてり・のぼせ(ホットフラッシュ)、発汗などの血管運動神経症状に加え、動悸、不眠、抑うつ、肩こりなどがみられ、心理・社会的要因も影響します。治療にはホルモン補充療法、漢方薬、向精神薬などが用いられます。エストロゲン低下は骨粗鬆症や脂質異常症の原因にもなります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-01.html)を加工して作成