我が国の腎・尿管結石症に関する説明で正しいのはどれか。
我が国の腎・尿管結石症に関する説明で正しいのはどれか。
- ⑴ 好発年齢は20 歳台である。好発年齢は男性で30〜50歳台、女性は閉経後に多く、20歳台がピークではありません。
- ⑵ 結石成分は尿酸が最も多い。最も多いのはシュウ酸カルシウムを主とするカルシウム結石で、尿酸結石は数%程度です。
- ⑶ 罹患率は男性より女性が高い。罹患率は男性が女性の約2〜3倍と高く、女性の方が高いわけではありません。
- ⑷ 糖尿病との関連が指摘されている。肥満や糖尿病などのメタボリックシンドロームは尿路結石の危険因子として指摘されています。
- ⑸ 膀胱・尿道結石症より罹患率が低い。わが国では腎・尿管結石(上部尿路結石)が尿路結石の大部分を占め、下部尿路結石より多いです。
解説
正解は⑷です。わが国の上部尿路結石は男性に多く、男性は30〜50歳台、女性は閉経後の50〜60歳台に多くみられます。成分はシュウ酸カルシウムを中心とするカルシウム結石が約8〜9割を占め、尿酸結石は少数です。近年は肥満・糖尿病・高血圧・脂質異常症などのメタボリックシンドロームとの関連が指摘され、尿路結石は生活習慣病の一つとも考えられています。また、上部尿路結石が尿路結石の大部分を占めます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-01.html)を加工して作成