ソクマル医師

35 歳の女性。挙児希望のため来院した。これまでに3 回の妊娠歴があるが、いずれ…

35 歳の女性。挙児希望のため来院した。これまでに3 回の妊娠歴があるが、いずれも胎児心拍確認後、妊娠6 週、8 週、7 週で心拍が消失し流産した。不正性器出血はない。初経は13 歳、月経周期28 日型、整、持続5 日間。内診で子宮は正常大で付属器を触知しない。次回妊娠に向けた検査で適切でないのはどれか。

解説

正解は⑵です。妊娠初期の流産を3回繰り返しており、不育症(習慣流産)として原因検索を行います。日本産科婦人科学会などの不育症管理の指針(2025年時点)では、抗リン脂質抗体の測定、子宮形態異常の評価(子宮卵管造影、超音波など)、甲状腺機能などの内分泌検査、夫婦(カップル)の染色体検査が推奨されています。子宮頸管長の測定は妊娠中期の子宮頸管無力症や早産の予測に用いるもので、妊娠初期流産の原因検索として次回妊娠前に行う検査ではない点に注意が必要です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-01.html)を加工して作成

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