早朝空腹時の主な血糖調節機構はどれか。
早朝空腹時の主な血糖調節機構はどれか。
- ⑴ 肝臓でのブドウ糖放出空腹時の血糖は、肝臓でのグリコーゲン分解と糖新生によるブドウ糖放出で維持されます。
- ⑵ 腎臓でのブドウ糖再吸収腎臓でのブドウ糖再吸収は尿糖の喪失を防ぎますが、空腹時血糖調節の主な機構ではありません。
- ⑶ 脳でのブドウ糖取り込み脳はブドウ糖を消費する臓器で、血糖を維持する機構ではありません。
- ⑷ 骨格筋でのブドウ糖取り込み骨格筋のブドウ糖取り込みは主に食後のインスリン作用によるもので、空腹時の調節機構ではありません。
- ⑸ 副腎での糖質ステロイド合成糖質ステロイドは糖新生を促しますが、早朝空腹時の主な血糖調節機構ではありません。
解説
正解は⑴です。早朝空腹時には食事からのブドウ糖の供給がないため、血糖値は主に肝臓からのブドウ糖の放出によって維持されています。肝臓では、グリコーゲンの分解と、乳酸、アミノ酸、グリセロールからの糖新生によってブドウ糖が産生され、血中に放出されます。インスリンの低下とグルカゴンの上昇がこれを促します。脳は持続的にブドウ糖を消費しますが調節機構ではなく、骨格筋はグルコース-6-ホスファターゼを欠くため血中にブドウ糖を放出できない点が重要です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-01.html)を加工して作成