インスリンの作用で誤っているのはどれか。
インスリンの作用で誤っているのはどれか。
- ⑴ 肝臓での糖新生抑制インスリンは肝臓での糖新生を抑制し、正しい記述です。
- ⑵ 肝臓でのグリコーゲン合成促進インスリンは肝臓でのグリコーゲン合成を促進し、正しい記述です。
- ⑶ 脂肪細胞での中性脂肪分解促進インスリンは脂肪分解を抑制し脂肪合成を促進するため、この記述が誤りです。
- ⑷ 骨格筋でのアミノ酸取り込み促進インスリンは骨格筋へのアミノ酸取り込みと蛋白合成を促進し、正しい記述です。
- ⑸ 骨格筋でのグルコース取り込み促進インスリンはGLUT4を介して骨格筋へのグルコース取り込みを促進し、正しい記述です。
解説
正解は⑶です。インスリンは同化ホルモンで、脂肪細胞ではホルモン感受性リパーゼを抑制して中性脂肪の分解を抑え、脂肪の合成と蓄積を促進します。したがって中性脂肪分解促進という記述が誤りです。インスリン作用が欠乏すると脂肪分解が亢進して遊離脂肪酸が増え、ケトン体が産生されます。その他は正しく、肝臓では糖新生を抑えグリコーゲン合成を促進し、骨格筋ではGLUT4を介したグルコースの取り込みとアミノ酸の取り込みを促進します。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-01.html)を加工して作成