性感染症が疑われる患者に対して、性交渉歴に関する病歴聴取を行う場合に正しいのはど…
性感染症が疑われる患者に対して、性交渉歴に関する病歴聴取を行う場合に正しいのはどれか。
- ⑴ 初診時には聴取をしない。性感染症の診断と治療に必要な情報であり、初診時から聴取します。
- ⑵ 性交渉相手の人数を確認する。性交渉相手の人数は感染のリスク評価やパートナーへの対応に必要な情報です。
- ⑶ 未成年の患者では保護者を同席させる。未成年でも率直な回答を得るため、保護者を同席させずに聴取するのが原則です。
- ⑷ 配偶者との性交渉については聴取しない。配偶者も感染源や感染相手になりうるため、配偶者との性交渉についても聴取します。
- ⑸ 経口避妊薬を服用している患者には聴取しない。経口避妊薬は性感染症を予防しないため、服用中の患者にも聴取が必要です。
解説
正解は⑵です。性感染症が疑われる場合は、診断と感染拡大の防止、パートナーの治療のために性交渉歴の聴取が欠かせません。性交渉相手の人数、性別、最終の性交渉の時期、コンドームの使用、性交渉の種類(口腔、肛門など)を、プライバシーに配慮した環境で、偏見をもたない態度で確認します。初診時から聴取し、配偶者や決まったパートナーとの性交渉も含めます。未成年でも本人の秘密を守るため、保護者は原則として同席させずに聴取します。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-01.html)を加工して作成