死後に移植のために眼球を提供できる疾患はどれか。
死後に移植のために眼球を提供できる疾患はどれか。
- ⑴ 乳癌乳癌などの固形癌では、眼への浸潤がなければ角膜を提供できます。
- ⑵ 敗血症敗血症は全身性感染症のため、角膜提供の禁忌です。
- ⑶ 白血病白血病などの血液悪性腫瘍は、移植による伝播の危険があり角膜提供の禁忌です。
- ⑷ B 型肝炎B型肝炎ウイルス感染は移植で伝播する危険があり、角膜提供の禁忌です。
- ⑸ Creutzfeldt-Jakob 病Creutzfeldt-Jakob病は角膜移植による伝播例があり、提供の禁忌です。
解説
正解は⑴です。眼球(角膜)提供は、全身性の感染症や一部の悪性疾患では行うことができません。日本の基準(2025年時点)では、白血病や悪性リンパ腫などの血液悪性腫瘍、敗血症などの全身性感染症、B型・C型肝炎やHIVなどのウイルス感染症、Creutzfeldt-Jakob病などのプリオン病は角膜提供の禁忌です。一方、乳癌などの固形癌は角膜を介した伝播の危険が低く、眼への転移がなければ提供が可能です。角膜は無血管組織であることも理由です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-01.html)を加工して作成