女子の思春期で正しいのはどれか。
女子の思春期で正しいのはどれか。
- ⑴ 初経は排卵性の月経である。初経後しばらくは視床下部-下垂体-卵巣系が未熟で、無排卵性月経のことが多いです。
- ⑵ 思春期まで卵胞数は増加する。卵胞数は胎生20週頃に最大となり、その後は出生後も思春期も減少し続けます。
- ⑶ 初経前にゴナドトロピンは低下する。初経前には視床下部GnRHの分泌が増え、ゴナドトロピンは上昇します。
- ⑷ 大量のエストロゲンは骨端線を閉鎖させる。エストロゲンは成長板の軟骨細胞の成熟を促し、大量になると骨端線を閉鎖させます。
- ⑸ 二次性徴は陰毛発育、乳房発育、初経の順に進む。二次性徴は通常、乳房発育、陰毛発育、初経の順に進みます。
解説
正解は⑷です。思春期の女子ではエストロゲンが増加して身長のスパートが起こりますが、大量のエストロゲンは骨端線の閉鎖を促し、やがて身長の伸びが止まります。二次性徴は乳房発育、陰毛発育、初経の順に進むのが一般的です。初経直後の月経は無排卵性のことが多く、排卵周期の確立には数年かかります。卵胞数は胎生期に最も多く、その後は減少し続けます。初経前にはゴナドトロピンの分泌が増加し、卵巣でのエストロゲン産生を高めます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-01.html)を加工して作成