朝の家庭血圧を測定する条件で適切でないのはどれか。
朝の家庭血圧を測定する条件で適切でないのはどれか。
- ⑴ 朝食前適切な条件です。食事の影響を除くため、朝食前に測定します。
- ⑵ 排尿前朝の家庭血圧は「排尿後」に測定します。排尿前は膀胱充満で血圧が上昇しうるため、これが適切でない条件です。
- ⑶ 服薬前適切な条件です。降圧薬の効果が最も弱まる時点を評価するため、服薬前に測定します。
- ⑷ 座位安静後適切な条件です。座位で1〜2分安静にした後に測定します。
- ⑸ 起床後1 時間以内適切な条件です。朝は起床後1時間以内に測定します。
解説
正解は⑵です。日本高血圧学会のガイドライン(2025年時点で用いられている高血圧治療ガイドライン2019)では、朝の家庭血圧は起床後1時間以内、排尿後、朝の服薬前、朝食前に、座位で1〜2分安静にしてから測定するとされています。排尿前は尿意による交感神経の緊張で血圧が上がりやすいため、⑵が適切でない条件です。測定条件をそろえることで日々の比較が可能になり、治療効果の判定に役立ちます。晩は就床前に測定します。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-01.html)を加工して作成