抗凝固療法が必須でない人工臓器はどれか。
抗凝固療法が必須でない人工臓器はどれか。
- ⑴ ECMO血液が体外回路を流れるため、ヘパリンによる抗凝固療法が必須です。
- ⑵ 人工心肺装置血液が体外回路を流れるため、ヘパリンによる抗凝固療法が必須です。
- ⑶ 人工弁(機械弁)血栓弁や塞栓症を防ぐため、ワルファリンによる生涯の抗凝固療法が必須です。
- ⑷ 植込み型ペースメーカ血液が人工物内を流れる構造ではなく、抗凝固療法は必須ではありません。
- ⑸ 植込み型補助人工心臓血液がポンプ内を流れるため、ワルファリンによる抗凝固療法が必須です。
解説
正解は⑷です。植込み型ペースメーカは、リードが心内膜に留置されますが、血液が人工物の内部を流れる構造ではないため、通常は抗凝固療法を必要としません。一方、ECMO、人工心肺装置、植込み型補助人工心臓は、血液が人工回路やポンプ内を流れるため血栓形成の危険が高く、ヘパリンやワルファリンによる抗凝固療法が必須です。機械弁はワルファリンによる生涯の抗凝固療法が必要で、DOACは使用できません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-01.html)を加工して作成