閉塞性黄疸に伴いやすい症状はどれか。
閉塞性黄疸に伴いやすい症状はどれか。
- ⑴ 紫斑ビタミンK吸収障害で出血傾向をきたし得ますが、代表的な症状ではありません。
- ⑵ かゆみ胆汁酸の血中増加により強いかゆみを伴いやすいです。
- ⑶ 黒色便上部消化管出血でみられる便で、閉塞性黄疸ではむしろ灰白色便となります。
- ⑷ 立ちくらみ閉塞性黄疸に伴いやすい症状ではありません。
- ⑸ 肉眼的血尿閉塞性黄疸では濃い褐色尿となりますが、肉眼的血尿は伴いません。
解説
正解は⑵です。閉塞性黄疸では胆汁の排泄が障害され、胆汁酸が血中に増加して皮膚に沈着するとされ、強いかゆみ(皮膚瘙痒感)を伴いやすいです。また、灰白色便や濃い色の尿(ビリルビン尿)がみられます。胆汁の腸管への排泄が途絶えると脂溶性ビタミンであるビタミンKの吸収が低下し、凝固因子の産生が減って出血傾向をきたすことはありますが、紫斑は閉塞性黄疸に伴いやすい代表的な症状ではありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-01.html)を加工して作成